中部地方の中央部に位置し、北陸・中部と広域観光が可能な飛騨高山。
当館を拠点に2泊3日で愉しめるおすすめの過ごし方をご紹介いたします。
01
富山発
富山発着、富山・飛騨高山・奥飛騨の 3エリアを車でめぐり、里山の暮らしと、 真心こもった飛騨高山の手仕事に出合う旅へ
9:00 | 富山空港・富山駅着 |
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10:30 | 白川郷合掌造り集落 |
14:00 | kino workshop |
15:30 | やわい屋 |
17:00~ | ホテルでおすすめの過ごし方 |
9:00 | 奥飛騨温泉郷 |
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14:00 | 工房しずく窯 |
17:00~ | ホテルでおすすめの過ごし方 |
18:30 | でこなる横丁 |
9:00
富山空港・富山駅着
レンタカーを借りて、
まずは世界文化遺産の合掌造り集落へ
10:30
白川郷合掌造り
集落
「日本の原風景」とも呼ばれ、実際の生活空間として飛騨の農村文化に触れることのできる白川郷。
今なお大小100もの合掌造りが残り、先祖代々の生活の知恵や伝統が
人と人との「結(ゆい)」によって大切に受け継がれています。
白川郷までの道中、富山県・五箇山の相倉・菅沼合掌造り集落にも立ち寄ることができます。野鳥の声や小川のせせらぎ。静かでのどかな風景に心もほどけていくことでしょう。
飛騨清見I.Cで高速を降り、飛騨古川へ
14:00
木製家具・雑貨
kino workshop
田畑が広がり、北アルプスの稜線がひときわ美しい飛騨古川に佇む、木工作家・片岡さんご夫妻の工房兼ギャラリーです。
「木のある生活」をテーマに、人の暮らしに寄り添い、長く使うことで愛着が増していくような木の家具や器、雑貨を手掛けています。
木の持つ自然が色合いや個性を生かした作品の数々は、木へのたゆまぬ探求心と愛情から生まれるもの。
木目が美しいお重箱。小皿に料理を盛り付けて、お正月やお花見、運動会などのお出かけに。
何を入れるか考える時間も愉しい色とりどりのキャニスター。紅褐色のチャンチン、緑灰色のホオなど、 珍しい木材も。
野鳥をモチーフにした木のブローチ。
お気に入りの服や帽子に添えて。
片岡さんご夫妻の仕事場に積まれた木板の数々。
制作に使用する木は丸太の状態で一年桟積にした後、
水抜の工程を経て、ようやく木材に。
夫の清英さんは主に図面作成や木取りを、妻の紀子さんは加工、組み立て、オイル塗装などの仕上げを行い、ご夫婦の住居である2Fは試作品の検証の場にもなっています。
毎年秋に開かれる「飛騨の工房めぐり」では、1Fに加えて2Fもオープンスペースに。
片岡さんご夫妻による木の家具、小物のほか、ご友人が手掛けた建築、ガラス、陶器など、
真心こもった手作りのものに囲まれた暮らしに触れることができます。
手入れをしながら、長く付き合っていきたいと思えるものに出会える工房へ、ぜひ遊びに来ませんか。
さらに飛騨高山の作り手たちに出会うなら
15:30
飛騨の里山にある築約150年の古民家で、民藝と古本と暮らしの道具店を営むお店です。店内に並ぶのは、店主自ら作り手のもとを訪れ、惚れこんだ品々。2階の屋根裏部屋は人文学者系の本を集めた古本コーナー。一冊一冊に付けられた手書きのイラストやコメントもユニークです。
やわい屋
全国各地から集められた生活雑器の数々。
高山国府バイパスを南下し、高山駅前へ。
いよいよホテルにチェックイン。
17:00
一日目の旅を終えたところで、ホテルにチェックイン。
17:30
18:00
飛騨高山の郷土料理に舌鼓
柔らかな行燈の光、千鳥格子とあたたかな橙色のソファに彩られたレストランで
飛騨高山の郷土料理をご提供いたします。
全てのお料理共通の前菜3点盛りとお刺身(飲み物は含みません。)
メイン料理は5種類の中からお好きなものをお選びいただけます。
前菜とお刺身、メイン料理1品と和洋ビュッフェがセットになった夕食は、「城下町の宴」がテーマ。
飛騨牛の朴葉味噌焼きやすき焼きのほか、飛騨高山を代表する郷土料理を心ゆくまでご堪能いただけます。
20:30
夕食の後はお部屋でゆったりと映画鑑賞。
YouTubeやNetflixなどの動画配信サービスにログインして、お好きな映画や音楽をご覧いただけます。
写真はステイプレミアツインの一例です。
7:00
里山の朝ご飯を満喫
「里山の朝」をテーマに地元のお母さんに受け継がれてきた郷土料理をはじめ、
里山のぬくもりが感じられるような朝ご飯をご用意しております。
和食盛り付け一例
洋食盛り付け一例
食後のコーヒーでスイッチオン。
車を走らせ長野・奥飛騨温泉郷へ。
9:00
奥飛騨温泉郷
北アルプスの懐に抱かれた、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの野趣あふれる温泉が集まる温泉郷。
泉質によってお湯の色も異なり、清流のように澄んだコバルトブルーや緑褐色のにごり湯など、多彩なお風呂を愉しむことができます。
平湯温泉内の平湯の湯は寸志で露天風呂に入浴できるほか、
併設する平湯民族館では囲炉裏を囲んでの休憩・食事や農機具などの見学が可能です。
飛騨清見I.C奥飛騨温泉郷から国道156号線を
進むこと約40分。
果樹や田畑が広がる高山市南東部へ。
14:00
陶芸工房
工房 しずく窯
まるで小さな宇宙のような、目を惹きつけてやまない青。
高山市郊外の静かな農村部に、作陶家・中西忠博さんの工房はあります。
一本一本細い線を鉄筆で掘り込み、化粧土で象嵌したストライプカップをはじめ、青釉の丸皿や角皿など中西さんの代表作は、
手に馴染む質感やフィット感などが徹底的に考えられた暮らしの器たち。
元々は薪窯で「作品」としての器作りを行ってきた中西さんですが、ご自身の方向性を模索する中で見出したのが、シンプルながら味わいがある、「実用の美」を堪える器でした。
現在、メインとして手掛けているカップは、持ち手や飲み口の厚さ、角度に加えて、倒れにくい重心の位置や手触りの良さを追及。暮らしの中の使いやすさを試行錯誤する中で生まれたデザインは、スタイルを問わず、どのようなシーンにも馴染みます。
工房前にて。自然の音と光に満ちた生活は穏やかそのもの。
薪ストーブのある作業場には時々愛猫たちが登場することも。
2日目の旅を終え、ホテルへ。
17:00
旅の前半を終えたところで、2日分の服をお部屋で洗濯。
一回分の洗剤付きで大変便利です。
当館の客室には「一体型洗濯乾燥機」を設置しております。洗濯~乾燥までボタン1つでOK。より少ない荷物で快適な旅行をお愉しみいただけます。
一部、洗濯乾燥機のないお部屋もございます。
17:30
高山散策の前に、3-8Fの館内ギャラリー見学はいかがですか。飛騨木工、飛騨牛皮、刺し子など飛騨高山の工房との連携で生まれた作品と各伝統工芸の制作工程を紹介しています。
2日目の夜は町の空気を感じに高山市街地へ
6:30
最終日は食べ歩きに備えて、お部屋のミニキッチンで簡単な朝ごはん。 商店街で調達した食材・お漬物でシンプルに。
当館には「ミニキッチン」付きのお部屋がございます。調理器具のほか、食材や洗剤類もご用意しておりますので、お部屋で簡単な調理が可能です。
フロントに荷物を預け、高山名物の朝市へ
7:30
宮川朝市
3日目は高山市内を徒歩で散策。まずは日本三大朝市のひとつ「宮川朝市」へ。
宮川沿いに白いテントが立ち並び、飛騨高山の伝統食材や漬物、花、民芸品など多彩な商品が販売されています。
テイクアウトのコーヒーやスイーツ店もあり、お土産を探しながら食べ歩きを愉しむことができます。
無農薬自然栽培の野菜と無添加の加工品を手掛ける「飛騨高山よしま農園」さん。毎月のように訪れるファンも。
無農薬の野菜を収穫から1時間以内に瓶詰め。当館のお土産処でも販売させていただいている野菜のオイルペーストです。
採れたての農産物に出合えるのも、「地域の台所」としての朝市ならでは。果物は試食も用意されています。
宮川にかかる鍛治橋の袂で二代にわたって団子専門店を営む「二四三屋(ふじみや)」さん。高山名物のみたらし団子と五平餅を焼き立てで提供。
8:30
古い町並みを散策
老舗の看板や暖簾が連なる風情ある町並みは、高山藩初代藩主・金森長近が京都の町にならって作ったもの。
当時、町人区として形成された上町、下町の三筋が「古い町並み」と呼ばれ、高山市を代表する観光スポットとなっています。
紅殻格子の京風町屋が軒を連ねる上三之町へ
9:00
喫茶・版画
ギャラリー飛騨版画喫茶
ばれん
上三之町の中でも最も古い天保6年(1835年)建造の商家を使った版画アート喫茶。
版画を摺る道具「ばれん」を店名に冠し、飛騨高山の暮らしに深く根付いた版画の魅力と、高山の歴史・文化を発信しています。
2Fの窓際は、格子越しに古い町並みを眺められる特等席。テーブル、壁、店内の至る所で多彩な作品に出合えます。
吹き抜けの空間で堂々たる存在感を放つのは、1970年代、地元の中学生の卒業制作として作られた大型作品。
店内には50近くもの地元作家の作品が飾られ、その多くは購入することもできます。
飛騨版画喫茶ばれん
〒506-0846
岐阜県高山市上三之町107
看板メニューの楪子(ちゃつ)甘味とコーヒーで休憩した後は、はす向かいのお土産店へ
10:00
木版手染ぬいぐるみ・
版画小物専門店住真商店
軒下の棚にずらりと並んだ十二支のぬいぐるみ。
手のひらサイズの愛らしい動物たちに、目が合ったら思わず足を踏み入れずにはいられない。
そんな魅力をもった木版雑貨の専門店です。
店内に入ると、十二支や野鳥、川魚など、色とりどりのぬいぐるみが所狭しと並び、愛嬌たっぷりの表情で迎えてくれます。「木版手染ぬいぐるみ」という唯一無二の商品は、真工藝が独自にデザイン・開発したもの。商品を包む紙袋や小箱もオリジナルで制作。猪のぬいぐるみが年賀切手の絵柄に選ばれた年は、高山郵便局のノベルティ箱まで作ってしまったとか。
制作には、「染める」「縫う」「詰める」といった工程ごとに専門の職人がおり、作り手がバトンを渡すようにして、一つのぬいぐるみが作られていきます。
オーナーの住さんに商品の楽しいお話を尋ねてみてください。
看板商品の干支シリーズ。中でも人気なのはうさぎとねずみ。
住真商店(真工藝専門店)
〒506-0846
岐阜県高山市上三之町8
古い町並み界隈には食べ歩きスポットも充実!
お土産を購入したら、高山ラーメンや飛騨牛にぎりなど高山名物を食べてお腹も大満足。
旅程を終えて、再びホテルへ
12:30
飛騨高山の旅は満喫されましたか。
またのお越しを従業員一同お待ちしております。
当館ではご宿泊前後の手荷物をロビーにてお預かりいたします。
身軽なご旅行をお愉しみください。