2016.102
祐天寺の銭湯 ~効明泉~
いよいよ季節は秋へ!!
私の住む東京の西の方は、毎晩秋の虫たちの大合唱です。
季節をしみじみ感じはしますが、たまには彼らも静かに寝て欲しいものです(^^)
10月突入も、まだ暑さが残る夕方。
日中の用事をこなす為、大荷物を抱え、動き回った私は
数々のお洒落タウンを通過する東横線に申し訳ないほどの汗だくです。酷い。
どうにかこのベタつきを早く除去すべく、ココへ行ってきました。
はい、【効明泉】!!
【こうめいせん】と読みます◎
祐天寺の住宅街に突如あらわれる結構昔からありそうな雰囲気の銭湯です。笑
実は私、銭湯や温泉が大好きで、東京の中心の方に住んでいた頃は
東京都の銭湯共通回数券を購入し、夏も冬も自転車走らせ、
色んな銭湯にお邪魔していたのです。
ですから、こののれんをくぐる前からする、゜o石鹸の香り。・にまず感動。
久々!!そして実に銭湯らしい!!
この下足札もいいですね。
『こんにちは~』と扉を開くとカウンター式の受付にご主人がいらっしゃいました。
東京都の銭湯ですので大人¥460、子供(小学生)¥180です。
このブログを書くにあたって特別に写真を撮らせていただきました。
『手ぶらでも来れるから』と、お風呂セットをみせてくださったご主人。
これなら急に汗だくになっても安心ですね◎
この先は当然、撮影禁止ですので私が見たままの紹介となりますが。
休憩所、脱衣所は木の造りとなっていて、
失礼ながら一枚目の外観からは想像できなかったですが、
浴室は意外と広いです。入るとまず、定番のケロリンの桶が用意されています。
効明泉の特徴は麦飯石湯です。
麦飯石(ばくはんせき)は昔、皮膚病を治す漢方薬として利用されていたようで、
水に入れると水質を変える働きがあるとも言われているとのこと。
また身体が温まりやすく、冷え性の方にも◎
効明泉はこの麦飯石を通らせたお湯を浴槽に入れているそうです。
そしてジャグジー式の座湯、寝湯のある湯船の向こうは
日本の象徴・富士山の壁画、、!!
、、とおもいきや、フランスの山、シャモニー(モンブラン)!!なぜ!!!
ちなみに男湯はスイスのマッターホルンだそうです。これも珍。
そんなちょっぴり変わったところもありましたが、
混んでもいなく、大変気持ちよく入浴できました。
湯あがり後。
『どうでした?』と声をかけてくださったご主人に、
ここは何年前からあるのか尋ねてみたところ、
『生まれたときからあったから80年以上だなあ』とお答えいただきました。びっくり。
二代目となる今のご主人のご両親が始められたそうです。
外に出ると綺麗な夕焼け空でした。
セットが入った桶とタオルを持って私とすれ違う人、、
みなさん良いお風呂タイムをお過ごしください(^^)
効明泉は祐天寺のステイからは徒歩2分程です!
もちろんステイもバスルームはあります!!ご安心くださいませ。笑
【効明泉 こうめいせん】
住所 東京都目黒区祐天寺2-20-3 東急東横線 祐天寺 徒歩3分程
営業時間 16:00~23:30
定休日 9、19、29日 9の付く日 (日曜、祝日は前日又は翌日休)
電話番号 03-3712-8238