2016.0729
【風鈴】
おはようございます。
今日の東京・水道橋の空は少し雲が多いようですが、
これから晴れてくるようです。
週間天気予報ですと、昨日までは雨で今日以降雨マークが
ないので、ヒョットしたら今日あたり「梅雨明け」が発表に
なるかも知れませんね!
夏の暑い日にチリンチリンと涼しげな音をみなさまも
よく、お聞きになっているとおもいますが・・・
民家の軒先に風鈴が吊るされるようになった時期ははっきりとしていないそうですが、
お寺では通常、相輪や堂の軒の四方に風鐸(ふうたく)と呼ばれるものが吊り下げられて
います。これらは青銅でできていまして、風が吹くとカランカランと鳴ります。
強い風は流行病や悪い神をも運んでくると考えられていたことから、邪気除け意味で
つけられていたとのことです。
これが、だんだん広まって邪気除けから暑気払いの器具として定着したようです。
なかでも江戸風鈴は江戸時代末期から庶民に知られるようになったガラスの
風鈴です。それ以前は大名や豪商たちのお屋敷の部屋に飾られ、
庶民には手の届かない高価なものだったようです。
「釣りしのぶ」と言うのをご存知でしょうか!
「釣りしのぶ」は竹や針金を芯にして山苔を巻きつけ、その上にシノブの根茎を巻き付けて
さまざまな形に仕立てたものです。
シノブは山地の樹木や岩肌に着生して育つシダで、強健で乾燥に強く、水がなくても
「耐え忍ぶ」ことからこの名がつき、そのシノブを吊るすことから「吊り忍」と言うそうですが
縁起よく「釣りしのぶ」と書くようになったとのことです。
一軒家の軒下だけでなく、マンションやビルでも涼しげな風情は感じられますよ!
これから暑い日が続くと思われますが、休息をとり、
しっかり水分補給をし、暑さ対策をしていきましょう!!!