2015.099
【防衛省・市ヶ谷記念館】
おはようございます。
今日の東京・水道橋の空は,
台風17号、18号の影響を受けて朝から雨です。
今年は9月に入ってから雨の日が多いですね!
みなさまは「防衛省・市ヶ谷記念館」をご存知でしょうか!
先日「防衛省・市ヶ谷台ツアー」に参加してまいりました。
このツアーに参加すると普段入ることのできない防衛省内を見学でき
自衛官と直接お話しをしながら説明を受けられます。
最初の見学場所は
庁舎A棟です。
ここには防衛大臣室や
統合幕僚が入っているとのことで
まさに、防衛省のなかでも
中心の施設のようです。
A棟前は儀仗広場となっており
日章旗しかないときは、
外国要人の来客がないとのこと
日章旗にも晴天用・雨天用
祝日用とあるとのことです。
そして、本日のメインであります「市ヶ谷記念館」です。
このバルコニーが
「三島事件」の舞台となった場所です。
1970年11月25日です
では記念館に入らせていただきましょう!
入ったすぐ左側には
旧1号館のシンボルで
ありました、
「桜」と「時計」があります。
こちらは、
六本木に防衛庁があった時代の看板です。
木製看板は、仲宗根元総理が
書かれたそうです。
市ヶ谷記念館の1階は大講堂です。
ここは、昭和9年に陸軍士官学校 の
大講堂として作られてたとのことです。
昭和21年5月から昭和23年11月まで、
東京裁判(極東国際軍事裁判)の法廷と
して使われた歴史的な場所です。
天井のライトは大講堂建設当時(昭和9年)
に作られたもので、
電球以外は閉じのものを
そのまま使っているとのことです。
床は7200枚の楢の寄木で
できています。
これもすべて元の建物から
運んできたもので、番号をつけて
正しい位置に復元しているのとの
ことです。
大講堂内には数多くの展示品がありまして
フラッシュを使用しなければ撮影は
大丈夫とのことです。
市ヶ谷記念館(旧1号館)を後にしまして次は、屋外ヘリ展示場です。
陸上自衛隊で実際に使用されていた多用途ヘリUH-1H(ひよどり)です。
機体に実際に触れたり、操縦席に座ったりできます。
今回のツアーで初めて知ったのですが、防衛省があります市ヶ谷台は
東京23区で2番目に高い海抜31,4mに位置しているとのことです。
(ちなみに一番高いのは海抜44,6mの新宿区箱根山とのことです)
「防衛省・市ヶ谷台ツアー」に参加するには事前予約が必要です。
ツアー時間は午前・午後ともに2時間位でございます。
ツアーが開始されますと1人だけ抜けることはできないとのことですから
お気をつけ下さいませ。
<JR四谷駅または市ヶ谷駅より徒歩10分くらいです>