2015.0524
小伝馬町散策
吹き抜ける風がなんとも心地よく感じる今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は小伝馬町駅周辺を散策致しました。
■日比谷線小伝馬町駅エレベータ出入口4は江戸通りを一筋内に入った時の鐘通りに面しています。右側には【十思公園】がございます。
■時の鐘通りを挟んで前方に見えるのが新高野山大安楽寺。境内には安政の大獄で名高い吉田松陰を始めとする人々の伝馬町牢、処刑場跡を供養するために延命地蔵尊が建立されています。大安楽寺の掲示板の内容が目にとまりました。「人とふれあうことの 大切さ こんにちは さようなら おやすみなさい」
■横断歩道のある横の通りが江戸通りで、縦にクロスしている通りが水天宮通りでございます。
■日比谷線小伝馬町駅出口2は江戸通りに面しています。正面には上記のような石碑と説明板(石町時の鐘、伝馬町牢屋敷跡、吉田松陰先生終焉之地)がござます。
■幕末の時代に長州藩士の吉田松陰は【草莽崛起(そうもうくっき)】(世の中を変えていくのは志を持った在野の大勢の人々こそが立ち上がるほかない)の考えを弟子に伝えたそうです。もとは孟子の性善説の思想が原点にあるようです。いずれにしても彼の思想が起点となり、幕末日本の歴史がうねりを上げて動き出すのです。自己を変革し、社会を変えていきたいという思いは志を持った社会の底辺にいる人々の心の叫びが原点にあったのでしょうか。
■小伝馬町駅周辺は当ホテルから徒歩5~7分の場所にございます。散策しながら、幕末の江戸の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
日に日に暑さが増して折ります、皆様どうぞご自愛くださいませ。
それでは今日も素敵な一日でありますように
m(_ _)m
担当:S.S