2014.091
布袋葵からおもてなし
木の葉が色ずく9月に入りましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
数日の涼しさの影響でしょうか、当ホテルの正面玄関横の水盆のホテイアオイの花が残念ながら散ってしまいました。ホテイアオイはミズアオイ科の多年草です。熱帯アメリカが原産地で水質を浄化する作用があるそうです。このホテイアオイ(布袋葵)の葉がアオイ(葵)の葉とよく似た青色なのでアオイ(葵)と呼ばれたようです。
花言葉は「揺れる心、恋の悲しみ」です。暦の上ではもう秋ですが、夏の暑さはまだ、まだ、続きそうです。また花が咲いてお客様をお迎えできればと願っております。
ところで、布袋葵の名の由来の仏教の布袋和尚ですが、月を指さしている布袋和尚の禅画は特に有名だそうです。指とその先の月の喩えは昔、昔の洋画"Enter the dragon"の有名な場面にもありました。師が弟子を指導する場面で「指に拘っているとその先にある美しいものを見失ってしまう」というような内容だったと記憶しています。月は「仏の教え」、指は「経典」を意味しているようです。物事の本質を見極める五感を養いなさいということかもれしれません。
今年4月から若いスタッフも接客のエキスパートを目指して悪戦苦闘しながら頑張っております。まだまだ未熟な点もございますが、スタッフ全員「おもてなしの心」を忘れず真摯にお客様と向き合って参りたいと願っております。
それでは素晴らしい一日をお過ごし下さいませ。
ご来館心よりお待ち申し上げております。
m(_ _)m
担当:S.S