2020.0210
冬の夜、そして雪の朝
遂に降りました、雪が!
今年の冬は暖冬で全くと言ってよいほど降雪がありませんでしたが、
2月に入ってからようやく雪に恵まれています。
やはり金沢の町は雪が似合います。
この季節には、街路樹の何気ない樹木たちにも丁寧な雪吊りが施されています。
そしてここでは...
夜間はライトアップに照らされた雪吊りの幻想的な姿に目を奪われます!
この夜も、雪が舞い散る寒い夜でしたが、たくさんの方が尋れていました。
特に霞ヶ池の前には写真を撮る人が列を成していました(私もそのひとり)。
寒さもこの町では美しさのひとつです。
この庭園が兼六園と命名されたのが約200年前。
その後、加賀藩前田家13代目、前田斉泰が今の兼六園の原型を造ったのが
尊王攘夷の嵐が吹き荒れ、幕末の動乱に突き進もうとしていた時代。
彼はひたすらこの庭に心血を注ぎました。
今では世界中の人々に愛されるこの庭園、
きっと彼の心には、どんな時代になっても
後世の人たちに残るものを創り上げておきたい強い思いがあったのではないでしょうか。
私たちも末永く、この金沢で皆様に愛され続けるホテルを創り続けて行きたいと思っています。
皆様をお迎えできる日まであともう少し。
※金沢城・兼六園夜間ライトアップ:2月16迄(17:30~20:45)
閉園は21:00
入場は無料
by スタッフK