皆様、新年明けましておめでとうございます。

私の新年1発目のブログは今月の祝日である「成人の日」に伴い「成人式」について（成人式の頃に戻りたいなと思いながら）書こうかなと思います。

成人式とは、成人式を行う年度内に満20歳となる人々を学齢ごとに各日本の地方公共団体が1月第2月曜日（成人の日）に自主的に招き、激励・祝福する行事（イベント）のこと。

成人式のルーツを調べると、成人を祝う儀礼は古くからあり、昔男子には※元服・※褌（ふんどし）祝、女子には※裳着(もぎ)・結髪などがあったそうです。

そこから、第二次世界大戦敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ますため、当時の埼玉県蕨町青年団長高橋庄次郎さん（のち蕨市長）が主唱者となり青年祭を企画、会場となった蕨第一国民学校の校庭にテントを張り、青年祭のプログラムとして「成年式」が行われこれが全国に広まり、現在の成人式となったそうです。

現在では、出席率の低下や数人の新成人グループが会場で暴れ回って式を妨害するモラルの低下が問題となっていますが、成人式のルーツや、趣旨をきちんと理解することでこういった問題が少しは減るんじゃないでしょうかね。

少し固いかんじにはなってしまいましたが、今年もどうぞ宜しくお願い致します＾＾

スタッフYでした！！

※元服「頭に冠をつける」こと

※褌祝　男子が初めて褌を締めて成人と見なされること

※裳着　裳（十二単を構成する着物）を着せること