2017.0326
大手町駅~江戸幕府の権勢を垣間みる
築地駅から茅場町駅で東西線に乗り換え、約11分、大手町駅に来ています。
大手門入り口より、皇居東御苑を訪ねました。
途中、宮内庁三の丸尚蔵館に立ち寄りました。
訪問時、「寿きの品々を読み解く」と題し展示会が開かれていました。撮影禁止ですのでパンフレットでご紹介します。
刺繍神宮之図屏風 大野正平他作(大正13年)
寿老人置物 三輪休雪(10代)作(昭和3年) 瓦片鳩 山田宗美作(明治33年)
会場の大きさから比べると、小さな展示会です。不定期で皇室に縁の品々を展示しているとの事で、いつも入館できるとは限りません。
次回の予定は未定との事でした。
緩やかな坂道を登り、皇居東御苑を散策します。
同心番所 百人番所
同心が詰めて登城する各大名の供の警護に当たっていた番所
汐見坂を上り、天主台跡に向かいました。
この汐見坂の石垣をはじめ、各石垣群は、見事な造りで往時の徳川氏の繁栄がしのばれます。
規模の大きかった寛永度天主は、高さ58メートルあったといわれています。実際に江戸時代、この天主の消失後は再建されず、江戸時代の210年間なかったそうです。
手前には大きな本丸跡が芝生になっており、寛ぐ姿が見られました。今は茶色ですが、あと2ヶ月もするときれいな緑の芝になるのでしょう。
展望台から、大手町のビル群を眺める
明暦の大火まで天主のあった江戸城の図
東御苑内は、只今、殺風景な散歩道ですが、来月から夏にかけて、木々の緑が芽吹き見事なオアシスになります。入園は無料ですので、是非お出かけ下さい。
宮内庁三の丸尚蔵館 www.kunaicho.go.jp
担当は、T.Nでした。