2017.0129
上野駅Ⅳ~芸術が生まれる学び舎
前回に続き、上野公園周辺のミュージアムを紹介します。
公園から見た東京国立博物館
更に左に進んだところのある、黒田清輝記念館を訪ねました。
日本近代洋画の父といわれる黒田清輝は、亡くなる時、遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるように遺言しました。記念館は、その意思を受けて、1923年に竣工されました。
愛用していた遺品(イーゼル、椅子、絵の具等)
皆さんも1度は目にしたことがある作品です。特別室の展示は、年に3回、年初め、春、秋に開かれます。残念ですが、それ以外では、下記の絵は見ることは出来ません。
湖畔
読書
記念館の向いは、東京芸術大学の構内です。東京芸術大学美術館を訪ねました。
3階の踊り場の天井と見事な螺旋階段です
坂口寛敏退任記念展が開かれていました。
「Light Tunnel」と「Silence Field」
「Field of Pascal」と「Field of Silence」
陳列館でも2人の作品展が開かれていました。
1階は橋本明夫回顧展です。
展示会場と作品「星月夜」
作品「香りの樹」「流星夜」
2階では飯野一朗退任記念展が開かれていました。
パンフレット、作品「アリアリ」
いずれの展示会も1月まででしたが、これから学生による作品展など、入場料が無料であることも多く、お出かけの際は、少し離れますが、芸術に気軽に触れて見てください。
黒田記念館 www.tobunken.go.jp/kuroda
東京藝術大学美術館 www.geidai.ac.jp/museum
担当はT.Nでした。