2016.1120
月島駅~日本の重工業の歴史を知る
大江戸線築地市場駅から2つ目の駅、月島駅にやって来ました。
下町と高層マンションが隣り合うウォターフロントの街。工場跡地の再開発地区として整備されてきました・
昭和時代の面影が残る路地と運河越しに見える高層マンション
一番新しく架けられた中央大橋と遠くに見える東京スカイツリー
かつて、ここに日本の重工業の牽引をしてきた石川島播磨重工業の佃工場がありました。
現在のIHI㈱です。今日は、石川島資料館を訪ねました。
石川島資料館は、IHI㈱が運営する資料館ですが、マンションの一角に、記念の地として資料館を開設しています。
1853年、この地で創立された石川島造船所。ここ佃島、そして石川島は、1650年代の江戸幕府船手頭の石川重次氏が島を築き、代々居住したことから地名になった由来があります。館内は、撮影禁止ですので、パンフレットから様子をご紹介します。
「石川島由来」の鎧(パンフレットより)
当時の佃工場と佃島の地形模型(パンフレットより)
高度成長期へ向かい、佃や月島の人々のほのぼのとした交流の様子を再現しているミニジオラマ
映像ギャラリー・ライブラリー(パンフレットより)
様々な時代に石川島に関わった人々、鬼平こと長谷川平蔵、造船所を起こした平野富二、渋沢栄一、世界的企業に押し上げた土光敏夫氏、などに関する映像をまとめたものを見ることができます。
ものづくりの歴史を垣間見ることが出来る資料館でした。
石川島資料館 www.ihi.co.jp
担当はT.Nでした。