2016.087
牛込神楽坂~和の心に触れるひととき
都営大江戸線、牛込神楽坂駅にやって来ました。築地市場から乗り換えなしで28分です。
宮城道雄氏は、「春の海」の代表曲で知られる箏曲家です。邦楽に西洋音楽の要素を取り入れ、新しい音楽の世界を開発し続けました。
館内は、撮影禁止ですが、彼の愛した筝や、歴史、生い立ち、作品の数々が紹介されています。
館内で、代表曲でもある「春の海」や「水の変態」等、聴くことができます。
パンフレットより
超天楽と八十絃
記念館の敷地内に、生前、書斎として使用された「検校の間」が保存されています。茶室風の趣のある造りです。
検校の間(国登録有形文化財)
「神楽坂の毘沙門様」として江戸時代から信仰を集めている毘沙門天像のある善國寺に立ち寄りました。
毘沙門天は、寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に現われた四天王のひとつ、別名多聞天と称し北の守護神で、虎が象徴となっており「石虎」が奉納されています。
神楽坂一帯は、外堀通りからせりあがる小高い丘となっています。坂道を下り、近代科学資料館を訪ねました。
東京理科大学の前身、東京物理学校は、明治初期に設立され明治維新以降の近代化とともに、わが国の科学技術の発展に貢献して来ました。館内には、科学技術の基礎を担ってきた「計算機の歴史」が展示されています。
算具、そろばん各種
時代とともに姿、性能変えていく計算機 大型計算機「Bush式アナログ微分解析機」
理科大学を少し歩くと神楽坂下に出ました。
たくさんのお店が並び坂上へと続く賑やかな神楽坂通り
神楽坂下は、ちょうど東京メトロ飯田橋駅の入り口でした。
宮城道雄記念館 www.miyagikai.gr.jp/
近代科学資料館 www.tus.ac.jp./museum/
担当はT.Nでした。