2016.0515
王子駅~公園内の3つのミュージアム
地下鉄有楽町線新富町駅から南北線飯田橋駅で乗り換え、約28分で王子駅にやって来ました。
西口、飛鳥山公園に向かい、園内を通り抜け、紙の博物館を訪ねました。
博物館は、わが国最初の洋紙発祥の地、王子に設立され、1998年、新しく公園内にオープンしました。
多くの紙関連の知識、歴史が学べる博物館です。
ポケットグラインダー(木材を砥石ですりおろす装置)
いろいろな紙の加工品例
『孔雀明王像』
1904年、セントルイス万博に出品された世界最大の木版画
和紙の加工例
木版画企画展開催中です。6月上旬まで
木版画による多色刷り浮世絵各種
すぐ隣に、北区飛鳥山博物館があります。
館内の様子
北区のある武蔵野台地と低地を元に時代別の関わりを紹介しています。
縄文時代の土器 海を往く丸木舟
中里の貝塚
弥生時代の住居
奈良時代の豊島郡衛
大正時代の水塚の母屋 物置
江戸名所百景『王子瀧の川』歌川広重画(1856)
荒川水域のジオラマ
そして、隣に渋沢庭園と渋沢史料館があります。かつてここに、渋沢栄一氏の自宅がありました。
晩香蘆 青淵文庫
飛鳥山公園は、桜の時期は見事、桜色一色になります。こんな素敵なところに、日本経済発展の偉人は居を構えていたのですね。
渋沢氏の人物像については、日本橋店のスタッフブログ5月8日号でご紹介していますのでご覧下さい。
紙の博物館 www.papermuseum.jp
渋沢史料館 www.shibusawa.or.jp/museum/
北区飛鳥山博物館 北区王子1-1-3 電話03-3916-1133
担当は、T.Nでした。