2016.0327
中目黒駅~ひと足早いお花見を
日比谷線築地駅から20分、南の終点駅、中目黒駅にやってきました。中目黒駅は、東急東横線も通る人気ある便利な駅です。
駅から徒歩3分、郷さくら美術館を訪ねました。
こちらの美術館では、これからの活躍が期待される若き日本画家に、「桜」という難しいモチーフに取り組んだ個性豊かな作品を展示した「第4回桜花賞展」が開催中です。
桜花賞大賞に輝いた作品です。館内は撮影禁止ですので、玄関のポスターから撮影しました。
『湖水の春』 河本万里子作
館内は、桜の花、一色となって艶やかな時々匂うお香が和の雰囲気をさらに盛り上げています。
郷さくら美術館は、場所が目黒川の近くにあり、目黒川といえば都内の春のお花見スポットして有名です。そのため、季節以外でも、満開の桜が楽しめるように、常設展もあります。
私が気になった2作品を紹介します。ポストカードより撮影しています。
描かれているのは、福島県三春町の瀧桜です、作者が訪れた時、たまたまテレビの撮影があって、照明が桜に当たり、昼には見ることが出来ない桜の見事さが映し出され、荘厳な作品に描かれています。
『さくら川』 伊達 良 作品
美術館近くの目黒川の桜を描いています。水面の淡い輝きと、負い重なるような桜の連なりが見事に表現されています。
まもなく3月も終わり、本当の桜の満開の様子も。美術館でなくとも見ることが出来ますね。
郷さくら美術館 www.satosakura.jp
担当はT.Nでした。