2015.1220
早稲田駅①~神田川をはさんで
築地駅から茅場町で東西線に乗りかえ、約22分で早稲田駅に来ました。
早稲田と言えば、早稲田大学ですが、今日は、大学周辺の見どころを巡りたいと思います。鶴巻町のセンチュリーミュージアムを訪ねました。
センチュリーミュージアムは、日本文化の根底から発展してきた書跡、いわゆる紙に毛筆で書く文字文化に焦点をあてた蒐集をし、「書の美術館」と評価されています。館内は撮影禁止ですので、パンフレットなどで展示品の内容をご覧ください
入場チケット
パンフレットより
右下は鎌倉時代の木造大日如来像です。左下は、江戸時代、本阿弥光悦筆による書巻です。展示品は定期的に入れ替わりますが、丁寧で詳細な作品解説表が渡され、詳しく知ることができます。
新目白通りそばの甘水園に寄ってみました。
名前の由来は、園内に湧水があり、お茶に適した清冽な水であったそうで、旧徳川御三家の清水家下屋敷が置かれていました。
通りの北側をを流れる神田川。川の向こうに、大きな緑の一角があり、駒塚橋を渡って訪ねてみました。
橋を渡ると、急な坂道がありました。「胸突坂」と呼ばれています。名前の通り、勾配が急で胸が苦しくなりそうな坂です。
坂道入り口に芭蕉庵があります。
立札には、「古池や・・・・」と記されていました。しかし、池の中には蛙ではなく大きな鯉が・・・。
園内は、急勾配の敷地に建ち、緑は、旧田中邸、椿山荘の庭へと続いているそうです。湧水跡も、濁った石器になっていました。
坂を上りきった所に、永青文庫がありました。
永青文庫の敷地と新江戸川公園は、旧肥後熊本藩主であった細川家の下屋敷跡です。館内では定期的に展示会が開かれ、元細川護煕首相の陶芸作品展なども開かれます。
園内のユニークなくぐり輪
新宿ミニ博物館の東京染め物語博物館を訪ねましたが、お休みでした。土日以外にも、急なお休みがあるようです。
次回は、早稲田大学構内を紹介します。
センチュリーミュージアム www.ccf.or.jp/
永青文庫美術館 www.eiseibunko.com/
担当はT.Nでした。