2015.1122
中井駅~作家に安らぎを与えた家
地下鉄大江戸線で築地市場から約32分、中井駅に来ています。
徒歩7分、林芙美子記念館を訪ねました。
林芙美子氏は、「放浪記」、「浮雲」などの代表作知られる作家です。この記念館は、芙美子氏が昭和16年から昭和26年まで住んでいた家です。
当時の建坪制限から、生活棟とアトリエ棟をそれぞれに建て、その後つないだものです。建築家、大工と京都に行き、民家を見たり、木材の勉強をするなど思い入れが強く、数寄屋造りと民家風な雰囲気を持つ落ち着きのある家になっています。
客間
居間
四季折々の草花が楽しめる庭
夫の縁敏氏のために建てたアトリエは、芙美子氏の生い立ちや彼女を紹介するコーナーになっています。
60年前の武蔵野、落合の地に家を建て、かつての多くの苦労を取り戻すかのように、安らぎのあるこの家は、美芙子氏の終の棲家となりました。
林芙美子記念館: www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/
担当はT.Nでした。