2015.0816
表参道駅 ~ブランド街に見つけた和
地下鉄3線が走る表参道駅に来ています。東急ステイ東銀座から銀座乗り換えで17分です
私、個人的に表参道駅は、通勤で毎日、通る駅です。
駅から徒歩8分、根津美術館にやって来ました。
交差点入り口から本館までの長いアプローチは、置石や竹の通路が和の雰囲気を醸し出します。
正門までの長いアプローチ
月の石舟
根津美術館は、昭和16年、初代根津嘉一郎氏の遺志によって開館しました。2万平方メートルを超える広大な敷地に、多岐にわたる日本、東洋分野の古美術品がコレクションされています。
かわいい鑑賞券
仏陀石像の並ぶホール
展示会場は撮影不可のため、素晴らしい庭園を紹介します。
庭から見た本館 整理された小路
弘仁亭 石造如来坐像
現在、開催中のコレクション展です。
(パンフレットより)
美術館通りを少し歩いたところに岡本太郎記念館があります。
かつての岡本太郎氏の居間です。太郎氏の等身大の人形がいました。
有名な太陽の塔のミニサイズ版
ユニークな作品を生み出したアトリエ
縄文人
岡本太郎氏 が生命力を表現する物として「樹」があります。下の2作品は、その中の2つです。
眼の樹と石の樹
庭にも作品が展示されています。ベランダから覗く太陽くん(?)がかわいらしいです。
記念館を後に、骨董通りにある紅ミュージアムを訪ねました。
紅屋伊勢半本店が運営しているミュージアムです。創業190年になる伊勢半本店は、江戸時代に京都から伝えられた「紅」の文化を庶民に広げました。「小町紅」のブランドで販売され、今日、唯一となった紅屋です。浮世絵や道具で紅屋の歴史、化粧文化を紹介しています。(撮影不可です)
(パンフレットより)
(パンフレットより)
猪口の内側に塗られた紅が「玉虫色」になり、水にぬらした筆でそれをなぞると、鮮やかな紅になります。何とも不思議なものを見せて頂きました。受付の八木原さん、ありがとうございました。
外国のブランドが立ち並ぶ表参道界隈ですが、美術館をはじめ、和の心に触れることができました。
根津美術館 www.nezu-muse.or.jp
岡本太郎記念館 www.taro-okamoto.or.jp/
紅ミュージアム www.isehanhonnten.co.jp
担当は、T.Nでした。