2015.0510
浅草橋駅~問屋街にある小さな優れものたち
東銀座駅から都営浅草線で浅草橋駅にやって来ました。乗車時間は8分です。
駅から隅田川方面に向かって歩き、約5分のところに、日本文具資料館があります。
資料館には、筆記具を中心とした展示品が多くあります。筆、硯、万年筆、そろばん、計算機なども展示されています。
端渓硯(70㎝) ワラ筆(小、大)
特大サイズのそろばんと筆(170㎝、14㎏)
そろばん各種 カシオの計算機(卓上の初期の物)
矢立(江戸時代に生まれた携帯できる筆記具)
昭和の香が漂う文具会社の看板
すぐ傍には、隅田川があります、隅田川テラスから東京スカイツリーが見えます。
資料館は、平日の午後1時から4時までと短い時間ですが、無料です。
JRの線路をはさんで反対側、蔵前方向に行き、袋物参考館に向かいました。ここ浅草橋は、人形販売店や小間物、アクセサリー、皮革製品等の問屋、メーカーが数多くあります。
袋物参考館は、ハンドバッグメーカーの老舗、プリンセストラヤが本社の5階に設けている展示資料館です。袋物とは、広い意味で「カバン」をいいます。
世界50ヶ国のバッグ、袋物を展示しています。今回は、本社の川島さんに案内して頂き、江戸時代の煙草入れ、印籠から始まる袋物と、戦後の1960年から70年代の西洋式ハンドバッグと今日に至るまでを丁寧に歴史を交えて教えて頂きました。
世界のフォーマルなパーティバッグ、オペラバッグなど
中でも、いろいろな生き物の皮革を利用した加工展示品(もちろん非売品)には驚きました。爬虫類はもちろんですが、ゾウ、サメ、ウナギ、カエルなどの加工品もあるのです。
なお、この参考館は、事前に予約をして訪問して下さい。もちろん。無料です。
日本文具資料館 www.bungu.or.jp/
袋物参考館 www.princesstoraya.co.jp/gallary/
担当はT.Nでした。