2015.032
新木場駅~トロピカルな植物に癒される
有楽町線で東の終点駅、新木場駅にやって来ました。新富町駅から10分です。新木場駅は、他にJR京葉線、東京臨海高速鉄道りんかい線が乗り入れています。

木場は、昔から木材を取り扱う地域で、新木場も湾岸、河川を利用した大きな木材会社、木材加工場がたくさん集まっています。
駅から徒歩7分、木材・合板博物館にやって来ました。

新木場タワービルの3、4階にあります

木々を紹介する展示室の入口


使用される木材の輪切りのディスプレイ 加工された木材各種
丸太を大根のかつらむきのように単板にする機械

ベニヤレース
4階は、シアタールーム、書籍の閲覧、体験コーナーになっています。
駅の周辺はいずれも埋め立て地ですが、特に北側は、夢の島といわれる地域で、昔、ゴミの埋め立て地の代名詞のようにいわれた造成地域です。
現在は、公園やスポーツ施設等、多く作られており、都心でも、緑豊かな地区となっています。ただ、住宅はほとんどありません。

公園の歩道に植えられたシュロの木々
公園の中ほどに都立夢の島熱帯植物館があります。

ドーム式になっており、亜熱帯、熱帯の植物がたくさん植えられています。

滝が流れ落ちる水辺


ココヤシ(熱帯の代表格) タコノキ(足に見えるのは気根と呼ばれています)

オウギバショウ
別名「旅人の木」。茎の間に水が溜まり、旅人がのどを潤したといわれます。
花も咲いています。

ブッソウゲ(和名ではわかりませんね、ハイビスカスといえば有名ですね)

ファレノブシス(贈り物として名高いコチョウラン)


植物館のすぐ裏手は、都心のヨットハーバー夢の島マリーナです。

最後に、すぐ近くにある第五福竜丸展示館を訪ねました。


第五福竜丸は遠洋マグロ漁船で、1954年、太平洋のビキニ環礁でアメリカ軍の水爆実験によって漁船、乗組員が被爆しました。



被爆した船体 船尾(スクリュー)、木造です
後世に、原水爆による惨事が二度と起こらないように願いをこめ、被爆船を実際に展示してる大切な展示館です。
木材・合板博物館 www.woodmuseum.jp
夢の島熱帯植物館 www.yumenosima.jp/
担当はT.Nでした。