2014.127
西ヶ原駅~和洋の庭に建つ石の洋館
駒込駅から1駅、西ヶ原駅にやってきました。住宅地にある駅ですが、駅上には大きな国立印刷局工場の建物があります。
駅から徒歩約7分にある旧古河庭園を訪ねました。
旧古河庭園は武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、高台に洋館、斜面に洋風庭園、低地に日本庭園を配しているのが特徴です。
石造りの洋館と庭(大谷美術館になっており、事前予約制です)
設計はジョサイア・コンドル氏です。
大滝
高さ12メートルの勾配を利用し、断崖から流れる滝です。小さいながら、周りが樹木で囲まれ、深山幽谷の趣があります。
崩石積
石と石がかみ合って崩れるようでくずれない姿が美しいとされる伝統工法です。
美しい心次池 雪見灯篭から池を望む
美しい日本庭園です。作者は、京都の庭師、小川治兵衛氏が作りあげています。
本郷通りを北上した一里塚の交差点にゲーテの小径の入り口があります。
歩道にはゲーテの詩が刻まれた金属板が掲示されています。
小径から3~4分のところにゲーテ記念館がありました。
ゲーテは、ドイツを代表する文豪で、詩人、小説家、科学者さらに政治家としても活躍し、代表作には「若きウェルテルの悩み」、「ファウスト」などがあります。
東京ゲーテ記念館は、実業家の粉川忠氏が、1949年、ゲーテ生誕200周年を記念してゲーテの研究機関、資料館を創設したものです。ゲーテに関する著作品、資料が約15万点以上コレクションされています。
旧古河庭園 www.tokyo-park.or.jp
担当はT.Nでした。