2014.093
両国駅~江戸にタイムスリップする町
大江戸線築地市場駅から13分、両国駅に来ています。
両国といえば、相撲、花火、両国橋と江戸がそのまま思い出される町です。地下鉄出口の横に大きなミュージアムがあります。江戸東京博物館です。
1993年(平成5年)、古き良き江戸、東京の歴史や文化を後世に伝えるために造られた新しいミュージアムです。常設展の入り口はドーム式エスカレーターで近未来的です。5、6階へと上ります。
広い展示会場は江戸と東京の歴史を体験できます。
芝居小屋
下町、長屋の様子 唐草文様蒔絵女乗物
明治に入った東京の様子です。
銀座4丁目交差点の『朝野新聞』
浅草のシンボル、「十二階」、凌雲閣
昭和の名車(スバル360)
3階の広場に浅草寺、観音堂の大棟の鬼瓦が等寸サイズで復元されています。
浅草寺観音堂大棟鬼瓦の復元 赤丸印の部分です
博物館の隣は国技館です。両国の新国技館としてもう30年になりました。国技館の中に相撲博物館のミュージアムがあります。
土俵に鎮物を埋め込む珍しい儀式の写真が案内板に飾ってありました。
相撲通りを南に進み、両国花火資料館に来ました。現在、毎年開かれる隅田川花火大会ですが、この両国の花火こそ、江戸から伝わる水神祭、川開きで悪霊を払うために打ち上げたという古い歴史を持っています。
さらに南に進み、珍しい博物館がありました。袋物博物館です。革小物を制作している東屋さんが墨田区の小さな博物館運動に参加して、ギャラリーを作っています。
近くに相撲写真資料館があるので行きましたが、お休みでした。火曜日のみの開館です。
ここ両国3丁目は昔、本所松坂町と呼ばれていました。そうです。吉良上野介義央の上屋敷があったところです。赤穂浪士が討ち入りした屋敷は8,400平米という広大な屋敷であったそうです。
高家の格式を表す海鼠壁長屋門を模した造りになっています。地元の有志により旧邸跡の一画が購入され、公園として寄贈されています。
このほか、赤穂浪士の仮住居後、回向院、葛飾北斎等、江戸が身近に感じられました。
江戸東京博物館 www.edo-tokyo-museum.or.jp/
相 撲博物館 www.sumo.or.jp/sumo_museum
袋物博物館 www.azumaya.bz/musium
担当T・Nでした。