2013/10/20
新大橋Part2~隅田川テラス
数日前からかなり肌寒くなりましたが、皆様如何お過ごしでございますか?
約1ヶ月ほど前に「新大橋」の話題隅田川テラスシリーズ第4弾 をこのブログで紹介させていただいていましたが、本日はその続編をお届けしたいと思います。
前回こちらを訪ねた時はかなり蒸し暑かったのに対して数日前にも同じ場所を訪れた時はかなり肌寒く、鼻水が出そうになるくらいの寒さでございました。確実に季節は冬に向かって進んでいるようです。
今回は「主に「新大橋」の西側(中央区側)の話題を中心にお届けいたします。少し前回とかぶる部分があるかも知れませんがご了承ください。

それにしても「あたけ(安宅)」という日本語の響きがどことなくノスタルジックで美しい言葉だと感じます。

この「新大橋」の歴史を紐解くと、江戸から昭和までそれぞれの激動の時代に翻弄されながらしっかり人々の生活を支え見守ってきた重要な橋だということがわかりました。特に前回もブログで紹介した明治45年(1912年)現在の位置に建設されたモダンな鋼鉄でできた旧新大橋(写真左)は、当時機能的にすぐれ外観も美しく市電が通っていたそうです。又安全性にもすぐれていてそれがのちにたくさんの人の命を救うことになります。大正12年(1923年)に起きた関東大震災の時は、隅田川にかかっていた橋には珍しく鋼鉄製たったのに加え多くの橋の床材は木製だったのに対し新大橋は鉄製の床板で敷き詰められていたので、橋は炎上せず火災で逃げ惑う約1万人の命を救ったそうです。そのためこの橋は「人助けの橋」と呼ばれるようになったそうです。
新大橋西詰(中央区側浜町)には「大震火災記念碑」(写真右)がひっそりと設置されていました。

新大橋の中央区側に来ましたので、「明治座」がある浜町公園の方へ足を向けました。
浜町公園から「明治座」へは都営新宿線の地下鉄の駅がありそこから並木道が続いています。
「明治座」はいわずと知れた日本を代表する劇場の1つです。明治6年(1873年)に「喜昇座」として創設されその後名称が次々に変わったのですが、明治26年(1893年)に「明治座」となりました。
135年以上の歴史がある日本で最も古い劇場だそうです。
明治時代は歌舞伎公演などが中心だったのですが、現在では演歌などの歌謡ショーや時代劇公演、ミュージカルなども行われているそうです。
現在「明治座」で私のお目当ての公演が行われているのですが,日にちと時間が合わずまだチケットが取れていません!! 今月いっぱいで終わってしまうのでかなり焦っております★


「明治座」近辺を散策した後浜町公園から再び隅田川テラスの方に向かいました。隅田川が視線の先にそして頭上には首都高6号線があります。そこから先を見ると東京スカイツリーがかなり大きく見えます。
そしてもう一度「新大橋」を渡り橋の中央から下流の「清洲橋」方面を眺めました。
前回この「新大橋」が1996年に放映された某トレンディドラマの舞台だったと紹介いたしましたが、
最近知ったのですが、「清洲橋」も1986年の「夏」と1987年の「秋」に放映されたトレンディドラマの元祖というべき超有名某トレンディドラマの舞台でした。
どちらの主題歌も大ヒットしましたよね。
出演者は皆豪華な顔ぶれで固められていて、ドラマのバブリーな雰囲気とどれくらいがアドリブのせりふだったのでしょうか?主演2人の毎回思わず笑ってしまいそうなくらいの漫才的?な掛け合いの楽しさはたまりませんでしたね~。
このドラマも当時リアルタイムで観ていたのですが、「清洲橋」が舞台だったとは気付きませんでした。最近ケーブルテレビで再放送されていてそれで知った次第です。「夏」の方は主演の男女のマンションが清洲橋を挟んで中央区側の中州と江東区側の清澄にあったので、良く清洲橋でシーンがでてきます。80年代のドラマなのでドラマ自体は年代を感じるのですが、清洲橋近辺の光景は新大橋同様今も昔もあまり変わっていないような感じがします。
現在はテレビで「秋」の方をやっていて懐かしく観させていただいているのですが、中央区にあった主演の俳優がマンションを引っ越したという設定なので清洲橋シーンがあまりでてこないような感じです。

そして「皆様お待たせいたしました~♪」
このブログ恒例の橋ライトアップヴァージョンのコーナーがやってまいりました。
「永代橋」「清洲橋」「萬年橋」「レインボーブリッジ」に続き今回は「新大橋」のライトアップをご堪能くださいませ♪
緑の線に黄色の橋柱が印象的で、ライトが川に反射してまるできらきらしたエメラルドのようです。遠くから見ると空港の滑走路のようにも見えます。

隅田川にかかる桟橋のライトアップはどれも素晴らしいのですが、個人的には「清洲橋」と「新大橋」のライトアップがどうしても強烈に印象的で、この光景を観ているとどうしてこの近辺がトレンディドラマの舞台に選ばれているのかわかるような気がします。
実際にこの光景を観てこの近辺の雰囲気を感じるとあなたもトレンディドラマの主役になった気分になれるかも知れません♪(私はドラマのエキストラになった気分になりましたが・・・・)
そして隅田川テラスの中央区側を通り今度はもっと上流の「両国橋」方面へ向かいました。
隅田川テラスの旅はまだまだ続きます。
今週のブロガー: ブログレギュラー参加のumechan-manでございました。