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2017.092

小名木川上流の旅~五本松跡碑と五百羅漢道標

東京では9月になり急に涼しくなったと思ったら、また残暑が戻ってくるという予報が出されておりますが。皆様の地域では如何でございますか?気温の変化が激しい季節でございますので、体調管理には十分お気を付けいただきたいと思います。

さて、以前、門前仲町のお隣の清澄白河にございます小名木川で執り行われました「川せがき灯籠流し」の話題をお届けいたしました。灯籠流しが執り行われていたのは、小名木川の下流に架っております、高橋(たかばし)の下でございました。そこで、今回は小名木川の上流方面を散策いたしました。

五本松跡碑.jpg

東京メトロ半蔵門線の住吉駅で下車し、小名木川に架っております小名木川橋の方へ向かい、その橋の手前に「五本松跡碑」を発見いたしました。江戸時代ここには、見事な五本の松があったそうで、その中の1本が川の水面の方に張り出していたそうです。当時の松は明治時代に枯れてしまったそうですが、現在では石碑の周りには3本の松が植えられていました。

江戸時代この五本松は月見の名所だったそうで、松尾芭蕉「川上とこの川下や月の友」という句を詠んでいます。この五本松あたりの小名木川に船を浮かべ、水面に映る月を観ることがオツな時代、「月の美しい夜に川上の友人と川下の自分と同じ気持ちでこの月を観ているのだろうか」といった句のようです。

五本松レリーフ.JPG

橋を渡っていると、橋の欄干にレリーフを発見しました。歌川広重の名所江戸百景」の1枚に「小奈木川五本まつ」という浮世絵に小名木川に張り出している松が描かれていますが、このレリーフは「小奈木川五本まつ」に因んだものだそうです。

五百羅漢道標1.jpg 五百羅漢道標2.jpg

五本松跡碑の横には、「五百羅漢道標」とその説明案内がございました。この道標は、現在目黒区に移転した五百羅漢寺や亀戸天神に参拝する人達の案内板でございました。又、江戸と市外との境界の目印としても使用され、水路や陸路で利用可能な大変重宝された道標だったそうで、現在江東区の有形民俗文化財に指定されています。なんと道標の正面と両サイドにも道案内が書かれてありました。

小名木川橋1.jpg 小名木川橋2.jpg

そして小名木川を渡り、小名木川沿いの遊歩道に降りてみました。良く整備されていてもっと上流の方へ歩いて行きたいと思いました。機会がございましたら、是非小名木川橋へ立ち寄っていただき、江戸時代の小名木川そして五本松や五百羅漢道標に思いを馳せてみては如何ですか?

東急ステイ門前仲町から住吉までのアクセスの仕方

都営大江戸線「門前仲町駅」→「清澄白河駅」(約3分)

東京メトロ半蔵門線「清澄白河」→「住吉」(約3分)

東京メトロ半蔵門線「住吉」で下車し、B1出口から出て四つ目通り沿いを小名木川橋方面に行き約5分でございます。

江東区猿江2-16 小名木川橋橋台北

"The Five Pine Trees Trace Monument and the Gohyakurakan Signpost near Onagi Bridge."

I introduced a lantern Floating Ceremony called Kawasegaki Toronagashi on the Onagi River in this blog before. This time, I went upstream of the Onagi River in Sumiyoshi. After I got out of the subway at Sumiyoshi Station and walked for five minutes towards Onagigawa Bridge, I found the The Five Palm Trees Trace Monument and the Gohyakurakan Signpost. There were five very nice pine trees near the Onagigawa Bridge. I also found the relief of the five pine trees on the bridge railings. Those pine trees and the bridge were printed by the Edo era's famous Ukiyoe artist, Utagawa Hiroshige, and this relief is from the ukiyoe print. This place used to be where the moon looked beautiful, so that famous haiku reader, Matsuo Basyo reads haiku poetry in this spot. All the pine trees at that time believed to have died during the Meiji era. However, three pine trees were replanted there.

The Gohyakurakan Signpost was the guidance pole for the people who visited the Gohyakurakan Temple that moved to Meguro Ward and the Kameido Tenjin Shrine. This was very useful for the people who traveled by either waterway or overland. Please do go to see this area.

Access to Onagigawa Bridge from Tokyustay Monzen-nakacho

Monzen-nakacho Station→Kiyosumi Shirakawa Station (approximately 3 minutes by Oedo Line)

Kiyosumi Shirakawa Station→Sumiyoshi Station (approximately 3 minutes by Hanzoumon Line)

It is a 5 minute walk from the B1 Exit at Sumiyoshi Station to the Onagigawa Bridge.

本日のブロガー: J.U.