2020.109
-Coming soon-
皆様初めまして、こんにちはフロントのYと申します。
この度は新京極通フロントの一人であるNさんが大変楽しかったと共有していただきました、
京都の占い、刀鍛冶の体験記について語って参ろうと思います。
どちらも同日での出来事、ボスより指令が出たNさんはまずその足(車)である場所に向かいました。
場所は京都嵐山大覚寺付近、御嶽教末廣教会で占いと線香護摩行を行っているとのこと。
前日に生年月日と名前をお伝えしており、応接間まで案内を受けた先で待ち構えておられたのは
貫禄のある男性。名は北川先生と言いこの教会を切り盛りされておられる方でした。
あらかじめ占っておられた先生はNさんの内情を物の見事に的中。生まれた頃より先生に
見られていたのではないかと疑う程、良く当たっていたとの事です...とても恐ろしいですね。
Nさんの占いはさておき次は線香護摩行へ、護摩行については長くなってしまうためヤフー知恵袋先生に
お聞きしていただきたいのですが、こちら本来は炎の前で行うものを線香という珍しいスタイルでのものでした。
お不動様の前でたくさんの線香焚き護摩行を10分程、自身を見つめなおし、新たに生まれ変わったNさんは
お守りを身につけ次の目的地に向かうのでした。
さて次に向かうは亀岡市内にある将大鍛刀場。そうです、刀鍛冶です。
今回は亀岡の山里に京都唯一の刀鍛冶職人の中西さん指導の元小刀作りに挑戦します。
製作は先ず知ることから。というわけで刀の特徴や歴史をお教えいただくことに。
約900年前、武士の誕生とともに始まった日本刀の歴史。
戦いある時代は武器として、近世から美術工芸品として現在に至ってるそうです。
刀の形「そり」や刀に見える模様刀文「はもん」は時代や地域によって異なるとのこと。
名刀は美しさで決まるそうで、侍にとって自分を守りまさに神様のような存在であった刀剣で、美しく、丁寧に
研くことが敬意だとされており、刀文や刀身の輝きがその美しさや価値を判断する材料になるそうです。
また光を当てると刀文や刀の肌・輝きが見えるポイントが見つかるそうです。
実際に見たところ光の当て具合で見え方が変わり、初めての体験で驚きと感動でした。「凄い」の一言でした。
刀剣の原料、玉鋼(たまはがね)ごつごつして持ってみると重さにびっくり...
刀のことを学び終え、いざ製作へ--------------
先ずは、火造りと言う工程です。中西さんの姿を見て聞いて学び、打っていきます。
熱した銅を、根元は軽く、切っ先は強く、面を打ったら側面を...とリズミカルにハンマーで打っていきます。
ただひたすら打つのではなく、尖らせたい切っ先は、刀を持つ手を少し浮かしてななめから打ち込む、
刀の尖っている側は手首を柔らかく使ってななめに向かって打ち込むなどレクチャーして下さりそれに従って打ち込みます。
チェックをして頂き火造りは終了。次は、焼きなましと言う工程へ。
火のストレスを取る作業で燃やしたワラに火造りを終えた短刀を約5分ほど入れゆっくり冷まします。
まだまだ工程は続きます。土取りです。焼きなましと並行して土取りの練習も行い、土取りとは、刀の模様である、
刀文を作る作業です。炭や石の粉、土などを泥のように水でこねてやわらかくし、刀全体に塗っていきます。
まんべんなく塗ったら、次は入れたい刀文のデザインに沿って泥を落としていきます。
泥を落とした部分に焼きが入り、よく切れるかたい部分となります。泥を落とした火の上で乾燥させていきます。
次は、焼入れと焼き戻しの工程です。土取りでのせた泥が乾いたら、焼入れ。約750度に熱した小刀を水に入れ急冷します。
泥を落とすと先ほど入れた刀文がうっすらと見え、部屋を暗くして熱の具合や温度を見る焼入れは、
火の粉が上がり、その光景は迫力満点でした。泥を落としたら約180度くらいに再度刀を熱し、
焼入れの際に生じたストレスを取る焼き戻し作業です。ひと通り打ち終えたら、刀と持ちてを切り離し、研ぐ作業に移ります。
本来の刀剣であれば、刀を研ぐ専門家が行いますが、ここでは、中西さんが機械で研いで下さります。
刀に名前を入れて頂き完成。全工程説明も含む約4時間のスペシャルコースでした。
完成後は、箱に入れて持ち帰り。小刀作刀体験...刀マニアにはたまらない体験でございます。
今回の体験をして「占い、小刀製作」すべて満点。大満足でございました。
以上Nさんの体験記ではございますが、なんとこちらの内容をお付けしたプランを、
公式ホームページのプランに組み込む予定です。
Gotoキャンペーンとの連携もあり、本来の宿泊代とは別に観光地のアトラクションもお得に楽しんで頂ければとの思いでございます。
以上公式HPからのお知らせでございました。
フロント//Y