ブランドストリート
中央(銀座)通りと外堀通りの大通りにはさまれ、晴海通りを横切る通りが並木通りです。
特に晴海通りから新橋にかけての1キロは有名な高級ブティックがたくさん集まっています。



通りの入口には何とあのマツキヨがあります!!
元々、並木通りは銀座の裏通りで道幅も狭く、現在、車は一方通行ですが、この通りは専門店、洋食店、画廊、新聞社の東京支社などが多くあり、文化人、小粋な人々が集まっていました。
一方、有名なパリの高級ブランドが、32年前にこの通りに直営店をオープンさせました。

従来、海外の高級ブランド店は有名デパート、高級ホテルのショップなどにテナントで入り、入口の華やかなところで店の顔となりブランド名をアピールしていました。デパートも、有名ブランドがあることは誇りだったのです。
このブランド進出をきっかけに、多くの高級ブティックの直営店(路面店)がこの並木通りに出店し、さらに高級宝飾店、高級時計店などが集まり、今日に至っています。大きさこそ中規模ですが、この通りに店を構えることは高級ブランドである証なのです。

時が経ち一番店もリニューアルしています。


丸の内仲通り (有楽町から)
近年、海外ブランド店は大型化し、西は青山、表参道に集中しています。東も丸の内仲通り,そして銀座の中央通り、晴海通りの表通りに続々と大型高級ブランドの路面店がオープンしています。さらに新たな通りとして、マロニエ通りに集中しています。



並木通りはプラタナスの木々で、日本名ですずかけの木です。マロニエ通りはマロニエ、つまりトチの木です。銀座は通りによってハナミズキや椿などいろいろな木々が植樹されています。以前お話した柳だけではありません。
大通りにはファストファッションと呼ばれる大型店も次々と出来ています。高級品(高額品)ばかりでなく、低価格品等さまざまの商品が並ぶ現在の銀座地区です。そして、銀座にお店があることが流行を勝ち抜くブランドそのものになっています。