2015.024
御茶ノ水駅~名門大学のミュージアムを訪ねて
築地駅から銀座乗り換えで丸ノ内線、御茶ノ水駅に到着しました。16分です。
御茶ノ水駅は台地と神田川の渓谷風なところに作られており、地下鉄丸ノ内線は一度、地上に姿を現しすぐ、地下に入る独特の景観で人気があります。
更に、御茶ノ水駅は、JR各線が停車し、大学、専門学校、予備校等が数多く集まり学生街として知られています。現在、受験シーズンの真っ最中ですが、それはさて置きまして、数多い大学の中でも、私学の名門で、学生の入学希望が毎回人気の明治大学にやってきました。
明治大学アカデミーコモンの中にミュージアムがあります。
地下2階には、明治大学が有した3つの博物館を一堂に集め、明治大学博物館が開館されています。嬉しいことに入場料は無料です。
刑事、商品、考古の3分野から構成され、中でも古い歴史を持つ刑事部門は必見です。各資料、展示品の中には、目を覆いたくなる品もありますが、尊い人権の尊重を理解してもらうために展示していると断り書きが記されています。
ギロチンのレプリカ、鉄仮面等(パンフレットより)
もう一つのミュージアムは、阿久悠記念館です。地下1階にあります。阿久悠氏は、日本を代表する作詞家、作家で、同大の卒業生です。彼は誰もが知っている歌謡曲やポップスの作詞を手掛け、5,000曲以上の膨大な量の作詞をしています。シングルレコード(懐かしい響き!)の売り上げは、6800万枚を記録し、作詞家史上1位です。
記念館の入り口には、作詞した代表曲のレコードジャケットがきれいに展示されています。特に1971年から78年にかけては、毎年50から60の詞を書き続け、超人といわれた由縁です。
館内には、伊豆で執筆活動をした四畳半の書斎和室が再現されています。また彼の作詞した曲が聞けるPCコーナーもあり、ヘッドフォンで楽しむことができます。70年から80年代の曲が聞け、懐かしさがよみがえりました。
圧巻なシングルレコードの表紙ジャケット
明治大学博物館 www.meiji.ac.jp/museum/
阿久悠記念館 www.meiji.ac.jp/history/
担当はT.Nでした。