2013/07/12【観光案内】
リニューアルと言えば~気になる2棟の歴史的建造物
突然梅雨が明け今週から強烈な暑さになりましたが、皆様如何お過ごしですか?この暑さで体をこわさないように体調管理に十分気をつけてください。
さて、今まで「東京駅赤レンガ駅舎」「KITTE」と東京駅丸の内側近辺の話題を取り上げてきましたが、この近辺で個人的に以前から気になって気になってしょうがない建造物があり、今回ブログネタとして取り上げさせていただきたいと思います。この「リニューアルと言えば」シリーズがちょっとマニアックな方向に進んでいるのではと感じるのですが、今回も是非お付き合いください。
赤レンガ駅舎の北口ドームを出ると視界の右手に近代的なビルにくっついて建っているようなレンガ造りの建物がいつも気になっていました。
この高貴で格調高い雰囲気の建物は「日本工業倶楽部会館」
1917年(大正6年)に当時の実業家の懇親と発展の為に設立され、1920年(大正9年)に日本工業倶楽部の事務局として竣工された歴史的建造物です。
今では国の登録有形文化財として登録されています。
現在TVで放映されている某CMでこの場所が使われていますので、この写真を見てピンとくる人も多いかも知れません。
ハンマーを持った男性と糸巻きを持った女性は、戦前の日本の経済の中心であった鉱業と紡績業を表しています。

三菱UFJ信託銀行の本社ビルがこの建物の上に覆いかぶさるような感じで一体化され、一部保存、一部解体された後復元されました。そして2003に改築工事が竣工しました。
左の写真の建物の西側の部分がそのまま保存されているそうで、やはり壁の部分に歴史を感じます。
「日本工業倶楽部会館」を右手に見ながら皇居方面に歩くと、1ブロック先にこれまた美しいルネッサンス形式の建物が右手に見えてきます。
その建築物は「東京銀行協会ビル」
銀行家や政財界の方たちの集会所として1916年(大正5年)に建てられました。
そして1993年にファサ-ド保存という建造物の内部だけを改装して外観を残す保存方法が取られ、内部に20階のビルが建てられました。
高層ビル部分はレンタルオフィスなどになっているようで、館内にはレストランや結婚式場があるそうです。♪
このような歴史的建造物の中にある結婚式場ってどのようなものだろうと興味津々で、自分の親戚縁者、知り合いなどここで結婚式を挙げないかとひそかに思っているのですが・・・・・★
自分が挙げればという話もありますが、予定がないものですから・・・・・☆
これらの2棟の建造物の内覧に参加できるチャンスがあれば、そして結婚式に招待されれば(ってずいぶん強引ですが)是非またブログで取り上げさせていただきます!!
東京銀行協会ビル(旧東京銀行集会所)
東京都千代田区丸の内1-3-1
この近辺を散策するとまるでヨーロッパのどこかの町に迷い込んでしまったのではないかとか、いつのまにか大正時代にタイムスリップしてしまったのではと錯覚を覚えてしまいます。
機会がありましたらこういった歴史的建造物を訪ねて見られては如何ですか?
門前仲町から東京駅まではなんと2.5k.m圏内。
東京駅までは、東京メトロ東西線の門前仲町駅から東京メトロ大手町駅(3駅目)まで行かれるのが便利です。
本日のブログ:by梅沢