2014/07/18【スタッフ日誌】
深川八幡祭り2014 IS COMING SOON
ここ東京ではそろそろ梅雨明けしそうな気配ですが、皆様の地域では如何でございますか?
梅雨が明ければ 暑い夏 がやってまいります。そして今年もまたここ門前仲町にも 熱い夏 がやってまいります!! 毎年恒例の赤坂の日枝神社の「山王祭り」、神田明神の「神田祭り」と並んで江戸三大祭りの一つ 「深川八幡祭り」 が来月開催され、今年は三年に一度の本祭りになります。
もうすでにお祭りまで一か月を切っておりますので、今からワクワク、ドキドキ!! (^_^) 気分も高まっておりますので、今回はここで少しWARMING UP!! お祭りに向けて準備が着々と進められている「富岡八幡宮」から「深川八幡祭り」の話題を織り交ぜてお届けいたします。

「富岡八幡宮」の前に着きますと参道の手前にど~んと大鳥居がございます。
皆様、大鳥居の額の文字が「富岡八幡宮」ではなく「富ヶ岡八幡宮」になっていることにお気づきでございますか?
富岡八幡宮は寛永元年(1624年)創建当初は「永代嶋八幡宮」と呼ばれていました。
それが、貞享32年(1685年)以降に「富ヶ岡八幡宮」と呼ばれるようになり、「本所深川絵図」にも「富ヶ岡八幡宮」と表記されています。
その後、今でも通称で呼ばれている「深川八幡宮」や「富岡八幡神社」をへて、「富岡八幡宮」に名称が改められました。
今までこんなにも名称が変わっていたなんて少し驚きです(^▽^)

参道を進んで行き、左手を見ると「神輿庫」が見えてまいります。
向かって左の神輿庫には「一の宮」(写真上)そして右には「二の宮」という神輿が置かれており,ガラス越しに見ることができます。
特に「一の宮神輿」は日本一の大きさの神輿でございまして、見た印象を一言で言いますと、 「★豪華絢爛★(^〇^)」 という言葉以外言葉が見つかりません!! それもそのはず、無数のダイヤモンドとルビーが神輿にちりばめられているそうです★
「一の宮神輿」は:高さ4.4メートル 重さ4.5トン
平成3年に奉納されました。
その際に記念の渡御が行われ、担ぎ手が何と三千人も集結し二百人から三百人の担ぎ手によって神輿が担がれたということです。(すごいです!!)
その時の模様の写真が一の宮神輿庫に掲げられていました。(写真上の左側)大きな神輿と莫大な数の担ぎ手に圧倒され、ものすごい迫力が写真から十分伝わってきました。
「一の宮神輿」は記念渡御以来その大きさと重さから担ぎ手によって担がれることはなく、平成9年にお祭りの際に渡御ができる「二の宮神輿」が奉納されました。
「二の宮神輿」は:高さ3.3メートル 重さ2.0トン
それでも想像もつかないくらいの大きさと重さですよね!!
「二の宮神輿」の渡御は本祭りの翌年に行われます。

参道をさらに本殿に向かって歩いて行くと、左手に「銅造水盤」が見えてまいりました。(写真左上)「天下泰平国土安穏」を祈願して、享和3年(1803年)に奉納されまして関東大震災と太平洋戦争を乗り越え今も水盤として使用されていて、現在では江東区有形文化財にも指定されています。
パッと見ると全て青銅でできているようですが、石製の水盤を青銅板で包み込んでいるのが特徴的です。
水盤の外側には290名の奉納者の名前と居住地が書かれていたのですが、商人からの信仰があつかったため、奉納者のほとんどが商人だったそうです。
平成24年8月12日に天皇皇后両陛下は富岡八幡宮に参拝なさいました。それを記念して今年の4月に「天皇皇后両陛下行幸啓記念碑」が設置されました。(写真上)大鳥居をくぐってすぐ右手にあります。 天皇皇后両陛下は こちらに参拝をなさった際に、東京大空襲の被災者の方たちと歓談されたり、町神輿の連合渡御をご覧になられたそうです。
この日はホテルで勤務をしておりまして、いつもこのお祭りの期間フロントから外を見ておりますとホテルの前の通りから永代通りに向かって、老若男女を問わず神輿衣装に身を包んだ人々とお祭りへ来た沢山の観客で埋め尽くされているのですが、そういった人たちに警備の人たちが加わり、いつもとは違う何か張りつめた雰囲気だったのを今でも覚えております。
平成23年が本祭りの予定だったのですが、東日本大震災の影響で平成24年に本祭りが開催されましたので、この記念碑には東北復興の想いもこめられていて宮城県と福島県の石が使用されております。
今年の「深川八幡祭り」は8月13(水)~8月17日(日)に開催されます。
各町内神輿連合渡御は17日に実施されますので 是非お祭りに参加され熱気を肌で感じてみられては如何ですか?
皆様からのご予約、ご来店をスタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
↓↓↓
本日のBlogger: umechan-manでございました(^〇^)